「新潟産こだわり農家の洋なし」ルレクチエ
お知らせ 2014年12月20日
「ルレクチエ」ほど、作り手の愛情が反映する果物はないといっても、過言でないと私は常々思っています。
それは元気な土壌づくりから始まるようです。
「ルレクチエ」は元々はフランスの果樹研究家「ル・レクチェ氏」が交配し作出された果物で、日本には明治40年前後、新潟県白根の小池左右吉氏が苗木を取り寄せたことが栽培のきっかけとなったそうです。(栽培地域は信濃川中下流地帯)
栽培当初から困難を極め、私自身、生産地に住みながらも、ルレクチエの存在を知ったのは昭和50年代のことでした。
長い時を経て、栽培技術がようやく確立され、近年生産量は増加の一途をたどるようになってきました。
出荷時期は11月末~12月にかけ、お歳暮のシーズンと重なることもあって「フルーツの女王」として、贈答用に使われることが多いようです。
画像の「ルレクチエ」は一個587㌘の大玉サイズです。
「こだわりの農家のルレクチエ」で、リーフレットによると、信濃川の肥沃な土壌を地力とし、良質な堆肥を使用。
バナナ色のつややかな質感、芳醇な香り「フルーツの女王・ルレクチエ」。
こだわり農家さんの「ルレクチエ」を一口たべると、シルクのような繊細な滑らかさ、とろけるような食感、ジューシーさ、芳醇な香り、濃密な甘さがお口いっぱいに広がり、これぞ「幻の洋梨」「西洋梨の貴婦人」の名にふさわしい究極の逸品でした。
機会があったら、県外のみなさんも是非「こだわり農家の新潟産ルレクチエ」をご賞味してみてください。(今年は最盛期を過ぎていますが)