「地方の門松」は昔からの「松」と「ユズリハ」で正月飾り
お知らせ 2014年12月30日
新潟でも三条は一般的には「松」と「ゆずり葉」を奉書で巻いてから、紅白の水引で縛り、門松飾りを一対作ります。
(今ではドアのお宅が多くなり門松飾りも年々変わってきていますが。)
それを玄関左右の柱に飾ります。(昔から伝わる門松飾りです。)
大晦日には、それぞれの家庭に伝わる郷土料理でご馳走をつくり、年神様をお招きし、家族全員でご馳走をいただきながら年をとります。
「門松飾り」に使う「ユズリハ(譲葉)」は若葉が充実育ってから、古い葉がそれと交代で落ちることから、世代交代の目出度い木として、お正月にはなくてはならないものです。
「ユズリハ」は常緑高木で雌雄異株です。
山地や平地に普通に生えていて、樹高は10㍍にもなります。
こぼれ種から自生しているのをよく見かけます。
暗紫色の実がなっている木が雌株です。
下の枝にわずかに実が残っていました。
野鳥はこの実が好きなようです。。。
「ユズリハ」の下に実生で生えた幼木です。
「ユズリ葉」の特徴が良く出ていますね。
門松飾りになくてはならない「譲葉」。
さあこれから、玄関先に飾って年神様をお迎えしましょう。
今年もHP「うちガーデン」のブログ「四季のMYガーデン」及び「伝えたい日々のこと」を綴って参りました。
たくさんの皆様のご訪問をいただき、本当にありがとうございました。
その上、お庭作りやガーデンリフォームのお手伝いをさせていただく事ができ、お蔭さまで、ご縁をいただいた皆様と楽しい一年を過ごすことができました。
お客様には大変お世話になり、心から感謝申し上げます。
ほんとうに有難うございました。
来たるべき年が、皆様にとって良い年になりますよう衷心よりお祈り申し上げます。
そして、来年も「うちガーデン」をよろしくお願い申し上げます。