ムベのジャム。
お知らせ 2013年12月3日
蔓が15メートルにもなる常緑のムベは、シェードの役割をしてくれています。
その棚の下で、植物を植える準備をしたり、庭の手入れをするグッズを置いたり、毎日のティータイムの場所に使ったり、気の置けない友人とリラックスタイムをしたりする場所にしています。
ムベの棚は、新潟ではあまり見かけないので、棚を見上げこれは何というものですか、と必ず質問されます。
ムベの果肉はゼリー状で野性味があり、ほのかに甘く、赤紫色に完熟した実を割ってみると種がほとんどで、種の周りのゼリー状の果肉をすなぶって(方言です)食べるだけなのです。
今年も、こんなに収穫がありました。
一度、ジャム作りに挑戦しようと思ってムベのジャムの作り方を調べましたら、ムベの実20個にすりおろしりんごを入れて作るとレシピに書いてありました。
私はムベのジャムはムベ本来の味を楽しみたいと、思考錯誤を繰り返しながら、ムベだけのジャムを作ってみました。
果物のジャムは、ほとんどお砂糖が入りますが、ムベは酸味がないこと、ゼリー状であることなどから、私が勝手に推測するにムベにはお砂糖は必要ないらしいですね。
そして、出来たジャムは小瓶に2個でした。
家族に味見をしてもらいましたら「ほんのり甘く、少し苦みがあるね。」と言っておりました。
珍味のムベのジャム、私もクラッカーに載せていただいてみました。
多分色つけに赤紫色の皮を使いましたから、きっとその皮に渋みがあったようですね。
が、この味がいにしえの味なのでしょう。