日本で栽培されている胡麻があったことで・・・。
お知らせ 2013年12月7日
「和食 日本人の伝統的な食文化」が無形文化遺産として登録が決定なされ、和食と和食をとりまく様々なものが見直されるきっかけとなることでしょう。うちの食卓から消えたお料理の中に和えものがあります。私はごま和えやクルミ和え、白和えなど、とても好きな食べ物だったのですが、家族が好まないといつの間にか食卓から消えてしまっています。胡麻に関して言えば、消費拡大している現代、大量に消費している割に国内の生産地を知りませんでした。国産は少産のようです。
ところが先日、道の駅に立ち寄りましたら、地産地消の「金生ごま」と「白生ごま」がならべて売っているのをみつけ国産胡麻を始めて買ってみました。ずーと以前は国産ものばかりだったのでしょうが・・・。胡麻のことを調べてみましたら、ごまの生産地はおもにアフリカ大陸、インドから中国にかけてのアジア、南米・中南米で気候はいずれも赤道から南・北緯30度の亜熱帯・熱帯で、高温で日照時間が長いことがゴマ栽培に適しているそうです。胡麻は太古の昔から現在までほとんど変わることなく、広大な土地に種子をまき、自然農法に近い、原始的な栽培をしているらしいですね。近年、日本の食文化の変化や健康食ブームで胡麻は大量に消費されています。ごまの成分はタンパク質、脂質、カルシウム、鉄分、ビタミンBI、B2が豊富に含まれています。胡麻はハーブでもありとても香ばしいかおりがしますね。昔から、胡麻3粒を良く噛んで食べると一日分の栄養素がとれるといわれていました。動脈硬化の予防、高血圧や貧血を改善したり肌や髪によいこと、骨や歯が丈夫になること、老化予防、疲労回復効果など体にとてもよい健康食品なのですね。そういえば私の友人に髪の毛がとても黒い方が2人いらっしゃいますが、ご主人さまも年齢に相応せず、とても黒髪なのだそうです。ごまペーストなど胡麻をたくさん摂取しているということを教えてくれました。胡麻が体にとってもよい証なのでしょうね。