[クリスマスローズ栽培]地植え1年間の画像
お知らせ 2016年1月25日
雑木の下草には可憐な一重のクリスマスローズがよく似合います。
庭に植える場合、最適なところは落葉樹の下が一番ですね。
ヨーロッパが自生地のクリスマスローズ。
日本におけるクリスマスローズの人気は年数が浅く、たかだか20年もたっていないようです。
地植えする場合は私は完熟腐葉土と庭土を混ぜて植えます。
自生しているくらいですから、多肥にならないようにします。
「クリスマスローズ」に蕾がついた3月から一年間の様子を画像で紹介しましょう。
準寒冷地の新潟ではニゲルもレンテンローズも3月に花芽に蕾がつきます。
今年はつい先日まで暖冬傾向だったこともあって、12月から蕾がついているものもありました。
3月下旬には幾種類ものクリスマスローズの花が咲きだします。
ピンクの花弁にプラムカラーのベインが入っている私好みのクリスマスローズ。
「クリスマスローズ」は花が咲きだすと、根茎から葉芽が伸びてきます。
清楚な純白の花弁に赤紫のスポットが入っています。
ヘレボルス・リヴィダス
株分けしようと試みたのですが、ゆすら梅の根が張り、株分けがとっても困難な状況で諦めてしまいました。
ピンクの花弁にブロッチが入っています。
花が次から次へと咲き、根茎から芽をだした葉茎もぐんぐん伸びてきます。
イエローの花弁にピコティーとベインの組み合わせ、10数年前に植えたものです。
新潟ではニゲルも早春に咲きますが、実際のところ交雑種が多すぎて「花の模様」や「咲き方」で表現しています。
ピンクの一重咲き、赤紫のスポットが入ってブロッチ(斑点柄)に近い品種。
カップ咲きクリスマスローズ、バイカラーが特徴です。
赤紫のカップ咲きで、うつむき加減に咲く品種、雄しべも紫色になっています。
グリーンの花「ヘレボルス・ステルニー」
ナーセリーが作出した「ダブルイトピコ・セミダブル」‘14年度に地植えしたものです。
とっても楽しみなクリスマスローズです。
「クリスマスローズ」がしおれていますでしょう。
4月中旬に霜が降りてしまった時の画像です。
日中になり気温があがるシャンとなるから「クリスマスローズ」の生命力はすごいでしょ。
次に「クリスマスローズ」に合う下草は、、、、、、、、、、、、、
2月中旬、雪の下に咲く白い妖精「スノードロップ」。
この時期、雪はまだまだ降ります。
山野草の「八重咲き一輪草」の小さな白い花。
少し見える黄色い小花の「ポテンティラベルナ」。
「忘れな草」の小さな青い花。
4月下旬にはベロニカオックスフォードブルーの可憐な花。
「クリスマスローズ」は花期がながいので時節の可憐な小さな花が似合います。
<手入れ>を簡単に記しておきます。
早く咲いたニゲル(ホワイトが多い)はすでに種がついています。
花が見苦しくなってきたら、根元から切り取ります。
種を採取する場合はそのままにしておきますが。
専門的には袋を被せて採取します。
「クリスマスローズ」は25℃で半休眠にはいります。
株分や植えつけは、秋期の彼岸花の咲くころから。
植え替えや植えつけは、春先の桜の花の咲くころまでが良いでしょう。
多年草の「クリスマスローズ」冬前に古い葉は根元からカットしますが。
雪国新潟の冬のガーデンは寂しいので、まだ古い葉をのこしています。
「クリスマスローズ」の蕾が見え始めた頃、古い葉(昨年春出た葉)は根元から切り取ります。
ここで注意したいのは秋に出た新しい葉は残します。
黄色い小さな三つ葉が見えるでしょう。
こぼれ種から実生発芽したものです。
「クリスマスローズ」は親株と違う花が咲くところがとっても楽しみなところですね♪
雪の中の「クリスマスローズ」、蕾がついていた株だったのですが…。
※参考までに「クリスマスローズ世界展」詳しくは→http://crsekaiten.com/
よき一日でありますように
ご訪問ありがとうございました。