「紅葉&黄葉する庭木」自然がおりなす美しさ
お知らせ 2016年11月23日
春の新芽は赤い葉なんですね。
夏に近づくにしたがって緑葉になり、秋には真っ赤な紅葉が楽しめます。
左半分の枝は2~3年前から枯れ始めました。
どうやら木の中にカミキリムシが入ったようです。
葉全体は真っ赤です。
深い切れ込みが入っています。
「カツラの木」は夏の暑さにだいぶ葉をおとしてしまいました。
黄葉は落葉し、わずかに葉が枝に残っています。
「カツラ」の黄葉です。
カツラの葉はハート型をしています。
「ハゼ」はウルシ科の落葉高木です。
ハゼの紅葉を「ハゼモミジ」とも呼び、紅葉の美しい樹木の一つに数えられています。
紅葉した「ハゼ」の葉、色といい形といい「炎」のように見えるでしょう。
ハゼの実です。
「ハゼの実」は日本蝋燭の原料なんですね。
「ニシキギ」は名の通り美しく紅葉します。
「ニシキギ」は裏庭の西北の「ブナ」の下の中低木。
日陰で育つので紅葉はなかなか難しいです。
落葉高木の「ブナ」は葉をすっかり落とし、日当たりの良くなった「ニシキギ」の紅葉が始まりました。
「ニシキギ」の葉
「黒花ロウバイ」の黄葉。
淡いブラウン系の葉に葉脈が黄色を呈し、黄葉を見落としがちですが、とってもシックな感じです。
「黒花ロウバイ」の黄葉になった葉。
ちなみに「黒花ロウバイ」の花です。
「イタヤカエデ」は大好きなモミジです。
イタヤカエデも黄葉します。
葉脈は赤色を呈します。
「イタヤカエデ」の黄葉です。
11月中旬に、いち早く落葉が始まっていた「ジューンベリー」の黄葉
「ハウチワ楓」の紅葉。
自然の生態系を崩さないオーガニックな庭をめざしています。
「ハウチワ楓」の葉をご覧ください、「イラガ」の幼虫が葉を食べて穴があいています。
ともすると大盃のように「カミキリムシ」の食害にあって枝ごと枯れることもあるんですね。
「ハウチワ楓」の紅葉は素敵でしょう。
11月中旬の「コバノズイナ」の紅葉。
「ハゼ」の下に植えた灌木。
日当たりが良くないのでしょう紅葉がいまいちです。
ようやく「ハゼ」の高木が葉を落とし、日当たりが良くなりました。
気温差がはっきりしてきたこともあり、いっきに紅葉が進みましたよ。
「コバノズイナ」も虫にとっては美味しい葉なんですね。
「コバノズイナ」の紅葉は赤インキを落としたような紅葉と言われていますが。
今年はその模様が出ていませんね。
「紅葉した葉」と「日陰の葉」と「紅葉途中の葉」
人気の「コバノズイナ」。
ブラシ状に白い小さい香りのよい花が咲きます。
「マユミ」「イタヤカエデ」「ハゼ」が織りなす紅葉。
「マユミ」は紅葉より「赤い実」が綺麗です。
以前は新潟県の紅葉は平地では、10月末ころだったように記憶していました。
近年、温暖化の影響なのでしょう11月に入ってから紅葉するようになってきました。
明日には雪模様とか、短い秋でしたね。
では、よき一日でありますように。