「猛暑」に青紫の綺麗な花咲く「ローメンテナンス」な植物
お知らせ 2017年7月27日
猛暑でも元気に育ちほとんど手入れのいらない、青紫の草花があります。
そしてひそかにファンの多い草花でもあります。
四季のMYガーデンで数年前から育てている「ニカンドラ」別名を「黒ホオズキ」と呼ぶ強健な草花なんですね。
「ニカンドラ」は南米原産のナス科の一年草で、江戸時代末期には渡来していたらしいです。
綺麗な花なのに、生息しているところは畑とか道端だったようです。
花径は3~4㌢と小ぶりです。
「ニカンドラ」は今年菜園の端に芽を出しグングン育っているところです。
高さは1.3㍍ 巾1.2㍍になり根を張っています。
「ニカンドラ」はよく枝分かれし傘状になることからガーデンでは、ほかの草花とのバランスがとれにくい難点があります。
病害虫に強く、葉はいつも青々しています。
それもそのはず「ニカンドラ」の葉には、虫を寄せ付けない成分が含まれているそうです。
畑で育っている植物ですが有毒植物らしいです。
花の落ちた花がらはホオズキによく似ています。
蜘蛛がいましたよ。
ニカンドラの種
萼におおわれた1㌢ほどの球形の腋果には種がびっしり詰まっています。
全部が種なんですね。
茎は太くて丈夫です。
よく枝分かれします。
もう一株は菜園で育っているボリジと並んで
いまだ芽が出て来るほどに発芽率の高い「ニカンドラ」
日向で乾燥したところを好みます。
・・が日陰でもそれなりに、趣きある楚々とした姿に育ち、それはそれで綺麗なんですね。
気候変動に対応し、ローメンテナンスで育てられる植物を選ぶことは21世紀の課題でもあるような気がしています。
更には、猛暑の日本の気候に適する植物を選び、ガーデンの植栽をすることは必要不可欠となるでしょう・・
よき一日でありますように。