「しただの森の美術館」深秋の趣きある風景
お知らせ 2017年11月30日
小高い山すそに佇む美術館のガーデンは入口までの長いアプローチの左右がフロントガーデンになっています
アプローチ右のガーデンは日当たりがよくパーゴラやガゼボなどがあります、美術館ガーデンはすべてスタッフの方々やボランティアのみなさんによる手作りガーデンなんですね
平地より少し気温差のある深秋のガーデンでは、野草「ヒヨドリジョウゴ」の雨しずくのついた小さな赤い実がとても印象的でした
その野草を「オベリスク仕立て」にし、つるを絡ませた意外性とセンスの良さにはさらに感動したものです
紫式部の紫の実がとても綺麗です、その先、右奥になにげない黄葉した雑木が見えます
それがまるでクリスマスツリーのイルミネーションのようにきらきら輝いて見えるシーンは素敵でした
針葉樹を背景に、雑木の名残り紅葉が際立ち、趣きある晩秋ならではの風景をかもしだしています
木枯らしが吹きすさぶと、雑木はいっきに冬木立になってしまいます
以前、美術館ガーデンにmyガーデンから移植した幾種類かの草花は、野ネズミやモグラの被害に遭い消えてしまったものもありました
平地と違う条件を考えると「育てたい植物を育てる」ことから「育つ植物を育てる」という植栽方法が適切ではないかと、気付きご提案をさせていただいた経緯などがあります
美術館のシンボルツリー「トサミズキ」の黄葉
窓辺には赤く美しい房が印象的な「ジュズサンゴ」の寄せ植えがおかれていました
ガラスの向こうには木立が見えます
喫茶コーナーからは裏山が間近に見え、山の雰囲気もあじわうことができます
自然に接し向き合うと、こころがリセットされ何だかピュアな気持ちになれそうです
11年目を迎えた「下田の森の美術館ガーデン」は自然をこよなく愛する美術館スタッフの方々によって支えられ、素敵なガーデンは、私たちに感動をもたらしてくれることでしょう
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明日から師走ですねぇ
よき日でありますように
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