年の瀬にあたって
お知らせ 2013年12月29日
今年もお陰さまで、一年が無事終わろうとしています。
始めたばかりの、拙いブログにもかかわらず、ご訪問くださいまして本当に有難うございました。
お正月のお料理の下ごしらえも今日で終わりました。
私の地方では大晦日を「年取り」「年夜」「年越し」とも呼んでいました。
塩引き鮭を食べないと一つ年が取れ(年齢がますこと)ないという言い伝えがあり、今でも必ず塩引き鮭が御膳にのります。
その他に最小限「のっぺい」「なます」「数の子」「酢豆」「松前漬け」などの郷土料理で大晦日にご馳走を食べる習慣があります。
今でこそおせち料理がこちらにも普及してきましたが・・・。
12月に和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたことですから、なおのこと私はなるべくならば、伝統的食文化の「郷土料理」をいただいて、新しい年を迎えたいものだと思っています。
室礼は、かって桑の葉を入れたであろうザルに、京都の柳を使って結び柳をそれに古代米に組紐で編んだ赤い海老を用いました。
元旦は家族の好む「こし餡」にお餅と「雑煮汁」をいただき、こころ新たに清々しい気持ちで新春を迎え一年が無事過ごせますようにとお祈りさせていただきます。
今年はこれでブログ綴りを最後にさせていただきますが、みなさまにとって来年も良き年になりますようこころからお祈り申しあげます。