5月8日は松の日だそうです、シンボルツリー五葉松は
お知らせ 2018年5月8日
三条市の「市の木」は植木の町らしく「五葉松」なんですね。
下画像は道の駅「庭園の郷 保内」に植栽されている数本の「五葉松」です。
松の中でも「五葉松」は重厚さと気品さを兼ね備え端正な樹姿をしています。
三条市の五葉松は「保内五葉」と呼ばれ、かっては三条市保内で生産されていたことから、そのように呼ばれていたようです。
日本庭園が盛んに造園されていたころ、五葉松が植栽されていることが日本庭園の価値を左右するほどその存在は大きいものでした。
日本固有の植物、マツ科の常緑高木で樹高は15~20メートルにもなるようです。
五葉松という名の通り、針葉の葉は5~6㌢で5本が一束となり枝についています。
雌雄同株で風媒体で受粉します。
昨年受粉した卵形の球果は、ピンクの球にグリーンの線が綺麗なコントラストでとても芸術的です。
松ぼっくりになるには一年半を要するそうです。
こんもりした五葉松の枝です、
新芽が盛んにのびてきています。
剪定に手間ひまをかけただけ見事な枝ぶりになるんですね。
樹皮は太くなるに従い鱗片状になります。
「五葉松」を洋風ガーデンに植栽したところをイメージしてみるのですが・・
やはりしっくりするのは和風庭園ですね。
何らかの形で残って欲しいと願っている樹木です。
あっそう言えば、海外でとても人気の「盆栽」がありました。
「五葉松」を盆栽で育てる・・おすすめかもしれません。
五葉松の種も販売されていることですし。