カンアオイは山野に咲く古典植物
お知らせ 2014年1月8日
常緑性で地面を這うように褐紫色の茎をのばし先端に葉をつけます。
葉はハート型で家紋に使われていますが、徳川家の御紋だそうです。
花は早春の3月~4月にかけ地際に俯いて咲きます。
花は濃紫色で光沢のない肉厚の美しいとは形容しがたい地味な花です。
というのは花びらが退化し、ご覧のとおりの釣り鐘形のがく片が花のように見えるからです。
秋から蕾をつけ、冬の間は落ち葉に埋もれています。
カンアオイを雑木の庭の下草に使うことにより、里山の自然な雰囲気を醸し出すことができます。
花自体はとても目立たず地味ですがナチュラルな風情を楽しむことができます。
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