思い出の懐かしい草花を植えてみよう
お知らせ 2018年10月26日
花の盛りをすぎてしまいましたが。
私の好きな思いでの草花に「秋海棠」があります。
昭和26年に小学校に入学した当時の古い木造校舎は、明治36年頃にできた校舎だったようです。
その古い校舎の中庭は日当たりが悪く、ゼニゴケが生えているジメジメした日陰の中庭でした。
ジメジメした日陰の中庭には夏から秋にかけ「秋海棠」のピンクの花が一斉に咲きました。
戦後の物のない時代と、そして古く朽ちた校舎の中で過ごした幼い日、「秋海棠」のピンクの花が咲いている情景は、当時なによりも心が和むものでした。
今でも思い出の「秋海棠」は、何時も庭の私の傍らにいてくれます。
日陰の庭に目立たず、ひっそり静かに咲く姿は、健気でさえあり、私はとっても好きな花の一つです。
侘びた姿の「秋海棠」はお茶ばなにふさわしく10月の茶事に用いられる草花なんですね。
日本的で郷愁をそそる「秋海棠」実は江戸時代、中国から渡来した帰化植物なんだそうです。
「秋海棠」は秋になると葉腋に「むかご」がつきます。
この「むかご」がパラパラ落ち、むかごで繁殖をします。
皆さまにも懐かしい思い出の草花はありますか?
古き時代から、生き残ってきた丈夫な草花をもう一度再確認してみませんか。。
よき一日でありますように
ご訪問下さいまして有り難うございました。