庭植えカタクリの育て方
お知らせ 2014年4月6日
皆さまこんにちは。
今日は早春を告げるカタクリの育て方についてです。
カタクリの庭植えをしてからもう十数年を経ていますが、一本は毎年紫の花を咲かせて春の到来を告げてくれます。
何年か前からもう一本の芽が近くに出て来ています。(花の中心奥の麦藁色の芽)
片葉のそのカタクリはなかなか花が付きませんねぇ。
カタクリは春の妖精、スプリング・エフェメラルとも呼ばれています。
<カタクリはオレンジの芽です。(3月26日)>
<カタクリの芽が膨らんだところ。(3月28日)>
<4月1日には花が咲き始めていました。>
春先のほんの僅かな一時期、またたく間に咲き地上からその姿を消します。
その1~2ヶ月の間に光合成を行い休眠期にはいります。
カタクリは育て方が難しいですね。
いつも申し上げていますように「山野草は山にあるが如くに育てる」ことにしています。
秋から春にかけては半日陰に、夏の休眠期には日陰になる落葉樹の下などが適地でしょうか。
<育て方>
・カタクリは落葉広葉樹林(雑木)の下に深植えする。
・秋から春にかけ柔らかい日ざしがあたり、休眠期は日陰になる場所。
・肥料は山で育っているが如く完熟腐葉土を11~12月にたっぷりカタクリの上を覆うようにまく。
・雨などで土が痩せて来た場合、休眠期でもその上からか完熟腐葉土を被せる。
・根(球)は深いところにあるので他の植物と競合しない。
皆さまも私とご一緒に挑戦してみられますか?
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