「ショウジョウバカマ」の株分け画像
花のお手入れ 2016年4月10日
常緑性の多年草で株分けも簡単です。
里山風ナチュラルガーデンに「ショウジョウバカマ」の植栽は自然な感じで、回りの点景に無難に溶け込むことでしょう。
1月17日の「ショウジョウバカマ」ちょっと傷んでいるでしょ。
雪解けのあいまに写したものです。
春が来るのをスタンバイしているようですね~。
新潟では3月下旬に花の蕾を持ちます。
古い葉は赤味を帯びています。
3分咲きの花の隣に早くも「ショウジョウバカマ」の新芽が。
3月下旬には花茎が伸び素朴で清楚なピンクの房状の花が開花しましたよ。
花が咲き終わったら緑の新芽に変わっていました。新芽の中心にカットした花茎が少し残っているのが見えるでしょう。
花が終わると花茎はもっと伸び、茎に種がつきます。
株分けで増やす場合、花茎は切り取りったほうが良いでしょう。(株が立派に育ちます)
夏前には休眠期に入ります。
<株分け>
・上画像のように3株を株分けします。(来春になってからでもよいでしょう。)
・スコップで株を掘り起します。
・3株になっている「ショウジョウバカマ」を1株づつ分けます。
・植える場所はできたら、広葉樹林の下の明るい日蔭の湿った場所を選びます。
春になり、ナナカマドの下草として移植しました。
2株はキクザキイチゲの近くに植えました。
2枚の写真を比べると、下の2株は日当たりが少し足りないようですね。
<土のこと>
・土を掘り、その中にバーク堆肥をたっぷりすき込み、株分けし土のついた状態のまま「ショウジョウバカマ」を植えました。
・病害虫の心配がなく育てやすいが、育つ環境を山野の状態にしてあげることが一番でしょうね。
・地植えの場合の肥料は、完熟腐葉土を蒔く程度で、ほとんど手間がかかりませんね。
里山風雑木の庭に咲く「ショウジョウバカマ」、これから新緑の季節には、穏やかな日々をもたらしてくれることでしょう。
よき一日でありますように。。。