四季のMYガーデン

ガーデンコーディネーター五十嵐が
四季の庭やガーデニング作業などを綴っています。

「里山風、雑木の庭」の「ヒメサユリ」

花のお手入れ 2015年2月15日

「ヒメサユリ」は日本固有種で一部地方、新潟から福島にかけての山地に群生して咲いています。
清らかな優しいピンクの花が咲く「ヒメサユリ」はとっても人気があります。
芳香はちょっと言い表しがたい、強いて言えばうぅ~ちょっと生姜のような芳醇な香りかな?
ヒメサユリ1
5月初旬、蕾がついている様子です。
常緑の金木犀の下で育っています。
玉竜や芝桜に囲まれていますが、鉢のまま土に埋め込んでありますから絶える心配がないですね。
ヒメサユリ2
清楚な優しいピンクの「ひめさゆり」
10年ほど前、母の日のプレゼントでした。
大切に大切に育てたこともあり、一輪の花が二輪に増えたのは3~4年前からのことでした。

<地植えする場所の選定>
・山野草「ヒメサユリ」を平地で育てるには、強い日差しをさける。
・風通しの良いところを選ぶ。
・花の咲いているヒメサユリが、手に入った場合はそのまま直植えしないこと。

<植え方の手順>
①買ってきたヒメサユリの容器より、ひと回り大きい素焼きの鉢を用意、その中に完熟腐葉土をたっぷり入れ、容器から「ひめさゆり」の土を崩さないよう取り出します。完熟腐葉土たっぷりの鉢の中心を広げその中に植え込みます。
②午前中の日差しが降り注ぐ樹木の下が適所でしょう、そこに鉢より余裕の大きさの穴を掘りすっぽり鉢を埋め込みます。
③空いている鉢回りにも完熟腐葉土をしっかり埋め込みます。
④その後水やりをします。
⑤水やり後、もしかして完熟腐葉土が減った場合には、腐葉土を手でしっかり押しながら更に「完熟腐葉土」を追加します。
⑥花が終わった後も、笹の葉状の緑の葉は枯れずに残ります。
⑦翌年の花芽が形成されるので、茎が枯れるまでそのままの状態を保ちます。
⑧棒状に枯れた時には地際で切ります。
⑨完熟腐葉土は土が痩せたら適宜追加します。

心に安らぎを与えてくれる山野草「ヒメサユリ」もいいものですよ!
良かったらお試しください。

ではよき一日でありますように。

ご訪問くださいまして有り難うございました。






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