[キーウイフルーツによく似た小さな果実]猿梨の育て方画像
雑木類のこと 2016年1月3日
「猿梨(さるなし)」はマタタビ科のつる性落葉果樹です。
キーウイフルーツの原種だとか。
「猿梨(サルナシ)」は滋養強壮、美容、疲労回復、抗酸化作用など幾多の効能があります。
「さるなし」別名「こくわ」は山間地に、自然に生えているそうです。
「四季のMYガーデン」では、15年程まえに「タキイ種苗」の、一株で結実する「サルナシ」を植えたものです。
つる性果樹なので棚づくりをすると、グリーンの木陰を作り出してくれます。
生育旺盛で、絶えずつるがのびます。
雌雄同株の「猿梨」の花は5月下旬に咲きます。
葉は葉脈がはっきりとし、葉柄は鮮やかな赤です。
グリーンと赤と白の美しいコントラストは自然界がおりなす美しさですね~。
「猿梨」可憐で淡いピンクがかった白い花がたくさん咲きます。
雌花が咲いた後に雄花が咲きます。
サルナシ酒をつくるのにはこのころの実がよいですね。
秋になり葉が黄葉してくると猿梨の果実は熟れて収穫の時期を迎えます。
収穫を放っておいたのですが、1月に入り萎びかけている「猿梨の果実」を収穫をすることにしました。
どちらも同時に収穫したもの。右の果実は皮が乾燥したものです。
見た目より果肉はしっかりした状態でしたよ。
「猿梨」を半分に割ったり切ったりし、皮を押して果肉を口に含んでたべます。
「猿梨(サルナシ)」を半分に切ったもの。
キーウイフルーツそのものの香りと凝縮された甘さでした。
皮が乾燥した茶色の方がより甘かったですね~。
「サルナシ(コクワ)」は落葉樹です。
12月~2月までに剪定をしましょう。
いまでは猿梨の根元の樹皮はこんな感じで結構な幹回りです。
施肥は3月ころがよいでしょう。
申年の新年にふさわしく「猿という字のつく果樹」猿梨について画像をごらんいただきました。
薬効の多いマタタビ科の「サルナシ」1日5粒ほど食するとマタタビ同様、とっても身体によいとされています。
健康食品ブームの参考になれば嬉しいですね。
よき一日でありますように
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