バーバスカムの存在感
花のお手入れ 2013年12月13日
一年中いつとは限らず、ガーデンのあっちこっちにこぼれた種から芽を出すバーバスカム。
葉はビロード状でシルバーカラーの大きな葉。
そして、長い花茎を伸ばし、無数の蕾が付き小さい黄色い花(うちの品種)を下から順番に咲かせます。
存在感のある植物に似合わず、種子はいたって小さく、一つの殻に200粒ほどの種が入っています。
冬はご覧の通り、ロゼット状に葉を広げ寒さに耐えています。
同じものなのに春の到来と共にきれいなビロード状のシルバーグレイ―の葉になり、存在感がはっきりしてきます。
とても耐寒性、耐暑性に優れています。
過去にオープンガーデンをさせていただいた年は、ちょうど門柱のかわりにシンメトリーに咲いてくれました。
皆さん一様に「この花のなまえは?」と質問されました。
私は個人的には花穂が出ない前の状態が、他の植物と整合性があって一番好きな状態ですね。
存在感ある植物ですから、どちらかといいますと広いガーデン向きでしょうか。
ほんの少しの隙間や植え込の端などから芽をだすことが多いですね。
日当たりのよい、乾燥きみのところを好みます。
師走も中旬になりました。
冬至10日前が一年で一番日が短いそうですよ。
今日もご訪問下さいまして大変有難うございました。