四季のMYガーデン

ガーデンコーディネーター五十嵐が
四季の庭やガーデニング作業などを綴っています。

庭植えおすすめ、とっても「実用的な果樹」☆「スダチ」

キッチンガーデン 2016年11月14日

徳島県の特産品「スダチ」が寒冷地新潟でも育ちました。
スダチ1

柑橘類系の芳香のある白い花が咲きます。
スダチ2

5月末には小さな小さなスダチの赤ちゃんが。
スダチ3

寒冷地新潟では10月にはS玉サイズの「スダチ」を収穫しました。
ちょうどその頃、新潟では「かきのもと」が出回りはじめます。
「かきのもと」とは「食用菊」の一種で、新潟では「菊の花」を食べる食文化があるんですね。
うちでは食用菊「かきのもと」のお浸しに「スダチ」を絞って「かきのもと」の香りとともに「スダチ」の香りを愉しみます。
これがなにより好きな食(しょく)し方なんですね。

カキノモト

「かきのもと」のお浸しの作り方:

① 摘み取った「かきのもと」はそのままサッと洗います。
② 「かきのもと」の花びらを手でむしります。
③ 鍋にたっぷりの水をはり沸騰したら酢を入れサッと色よく茹でます。
④ ザルに広げ粗熱をとります。
※サッと調理することで、菊の香り、シャキシャキした歯ごたえ、ほのかな甘さが楽しめます。
器に盛り「スダチ」の絞り汁、お醤油をたらしお浸しにしていただきます。

「秋刀魚にスダチ」「松茸の土瓶蒸し」などはあまりにも有名ですが。
「皮をすり下ろし薬味として」「和え物に皮を刻んで」鍋料理や湯豆腐に「スダチのぽん酢」などなど「スダチ」はお料理の引き立て役として、優れた柑橘類といえるでしょう。
おすすめの「スダチ」ですが…
柑橘類の葉をアゲハの幼虫が好んで食べるので食害に注意しましょう。
寒冷地新潟、庭植え「スダチ」には、天然素材の「コモ」をしっかり巻いて越冬をさせます。
来年も沢山の実をつけてくれるとうれしいですね~♪


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