雪の庭に緑のヤブラン
花のお手入れ 2013年12月16日
鳥によって運ばれたいずれもヤブランです。
常緑で暑さ寒さに非常に強健な植物です。
1株目はモッコクの根締めに使っていますが、もとはと言えば、鳥が別の場所におきみやげしていったヤブランを移植したものです。
このヤブランは深緑色の葉と、葉の幅は1㌢で、大きな株になっています。
花は斑入りヤブランと同じ色と形をしています。
もう1株はサンシュウの木の下に生えているヤブランです。
2~3年前に巾の広い深緑のヤブランらしきものが生えてきました。
葉の幅は1.5㌢で垂直に葉がのびてきましたので、吉祥草かなぁと思いながら観察していました。
夏に蕾を付け9月に入ると直ぐに、小さな薄紫の花が咲きました。
・・・が薄紫の花は肉厚でした。
同じ様に見える2株のヤブランですが、葉や花に違いがありました。
花が咲き終わったあと、秋につややかな緑色の実になり、雪の中で黒い実に色づいています。
手入れとしては、春先になると葉の世代交代がありますから、新芽が出ないうちに根元からばっさり刈り込みます。
刈り込むことによって、きれいな株立ちのヤブランを一年間楽しむことができるからですね。
殆ど手入れの必要のない植物ですが、春先のこの単純な作業が実はヤブランにとって大切なことなのです。
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