「里山風雑木の庭」に風情ある「コバノズイナ」
雑木類のこと 2013年12月21日
5月~6月にかけブラシ状の白い花が咲く、常緑低木コバノズイナを配することによって、お庭に風情ある表情をかもしだしてくれます。
落葉低木に区分されていますが、私が見る限りでは紅葉し冬を越し、春に新葉と旧葉が交代するので、自己流に常葉低木と名をつけました。
コバノズイナの蕾みです。
新緑のいかにもおいしそうな柔らかい葉は食用となるそうですが、新鮮なお野菜の出回っている季節に敢えて食用にまでしようとは思いませんね。
白い小さな香りのよい花が、ブラシ状の房の下から順番に先端に向かって咲いていきます。
植えて3年になりますが、実はつきませんね。
今年は綺麗な紅葉は望めませんでしたが、冬囲いの中で新旧の葉が交代する5月まで、あまり葉は落ちませんでした。
「木葉の随菜」の紅葉は赤いペンキを落としたような感じになりますが、日当たりやその年の気候などによって違いがでます。
春、5月前年の紅葉した葉と新緑の葉のコントラストはめずらしい風景でした。
雑木は四季の移ろいが感じられ、雑木が持つ特有の風情は情緒的でよいものですね。
新潟の雑木の庭に、北アメリカ原産の常緑性「コバノズイナ」個人的にはとっても好きですね。