「猛暑と少雨」に強い可愛いピンクのボンボン花
花のお手入れ 2018年8月21日
猛暑と乾燥に強いボンボン花を今年ほど見直したことはなかったでしょう。
ボンボン花の紫色と白花はお盆の供花として、とても重宝され近郷の畑にケイトウや女郎花などとともに栽培されています。
近年園芸品種がガーデンに植栽されるようになってきた「センニチコウ」
原産はアメリカやアフリカの熱帯地方で暑さや乾燥に強いヒユ科の植物だそうです。
だからなのでしょう、過酷な環境でも萎れることなく、また下葉が黄ばむこともなく、「千日紅」にとってはむしろ適切な生育環境だったのでしょう
濃いピンクは苞(葉の一種)で、星形の小さな黄色い部分がお花なんだそうです。
この品種は「キバナセンニチコウ」といいます。
真夏の花壇では温帯・熱帯に咲く「ぎんせんか」とも相性がよいようです。
どちらもこぼれ種でも育ちます。
ピンクの苞が見え始めた「キバナセンニチコウ」
葉は5~6㌢の細葉で、全体に短い毛に覆われています
触るとカサカサした「ドライフラワー」
2㌢程の丸い可愛いいぼんぼん形です~♪
咲き始めは丸いボンボン形ですが、次第に5㌢ほどの細長いサイズになり種がつきます。
分枝性があり、一番花を摘芯することにより花つきがよくなるんですね
春種まきした「キバナセンニチコウ」 バーバスカムの葉陰から今ようやく育ち始めた株も。
特徴:
・発芽温度は高く25℃
・花期は長い
・病害虫に強い
・耐暑性、耐乾燥は非常に強い
・耐寒性はない
・直播で育つ
高温注意情報が度々出ている今夏、ガーデンは何よりも手間がかからないことがいちばんでした。
地球規模で気候が温暖化する現在、サマーガーデンの植栽をチックしなおすターニングポイントにさしかかっているような気が私はしていますが。
ガーデニング愛好家のみなさまは、どのような「サマーガーデンライフ」をお過ごしでしょう
よき一日でありますように
ご訪問下さいまして有り難うございました。