いま「亀田縞」がブームになっているらしい!!!
花のお手入れ 2021年9月26日
私のホームページをリニューアルした10年ほど前、随筆家・骨董や民芸の目利きでいらっした亡き白洲正子さんのファンだった。
出版本を何冊か買い求め飽きずにページをめくっていたものでした。
私が古いものに価値を見出したのも、白洲さんの影響が大きかったようです。
HPのブログ「四季のMYガーデン」のトップページには、私は古い亀田縞の野良着をリメークしたものを着て、ガーデニングの作業をしていたころの写真です。
私のお気に入りのガーデンファッションでした。
随筆家 今は亡き白洲正子さんの影響を非常に受けていたころでした。
新潟市江南区亀田地区の亀田縞に熱い視線が注がれているそうです。
最近、私が一目ぼれして買った亀田縞のエプロンです。
当時、新潟は綿花の北限であり、綿花から綿糸を紡ぎ本藍染めにし、丈夫な綿織物を盛んに作っていたそうです。
亀田地区は湿地帯で、腰まで浸かって米作をしていた大変な時代が映像には残っています。
それでヒルなどをよける目的もあり「本藍染めの亀田縞」で虫よけをしていたようでした。
歴史を紐解いてみますと、江戸元禄9年(1696年)丈夫な綿糸で農作業着が作られ始めたようでした。
ボタンやホックが手に入らないころは、左右の身ごろを深く合わせ、腰ひもで結んで着ていたのではないかと推測されます。
もうだいぶ前に私の亀田縞の庭仕事着のお役目は終わってしまいました。
やはり夢のあるお仕事、ガーデナーの吉谷桂子さんのような素敵なファッションがよかったと思うこともありましたが。。
いままた堅牢な亀田縞の良さが再認識され復活しつつ、様々な製品となって販売されているようです。