うちガーデンは手作り雑木の庭
ライフスタイルとお庭 2022年6月19日
雑木の庭を作り込んでずいぶん経ちました。
樹木は太くなり外観は森のような佇まいになっています。
実生から芽が出て育った木は三年たつと大きくなりだします、庭のあちこちで見かける実生の木を大切に育てることを考えつきました。
樹木の世代交代は必要かもしれません。
うちガーデンの庭の様子をご覧ください。
大方の通路は福井の笏谷石を使っています。
灌木コバノズイナは穂状に白い花が集まって咲きます、そして紅葉も楽しめる人気のある灌木です。
ニシキシダ 「レッドビューティー」 今年はことのほか綺麗な姿をしています。
どこかのお庭から靴底に胞子がついてきたものと思われます。
シダ植物は里山風ナチュラルなガーデンの植栽に適します。
下画像のシダはあまり増えないので助かります。
白い一輪のホタルブクロとお似合いでとても素敵です。
ここのスペースは広すぎて手入れが行き届かなかったので、数年後に要らなくなった小石を敷き詰めて小径を作りました。
クガイソウはお花の少ない雑木の庭の里山の雰囲気づくりに役立ちます。
自然樹形を楽しむジューンベリー、早春に黄色い花咲くサンシュウ、イタヤカエデ、ナナカマド、マユミなど雑木を植栽しています。
積んである角材は塀の代わりにしている、薪ストーブ燃料の角材です。
シュウメイギク、春蘭、クリスマスローズ、フジバカマ、斑入りイタドリ、ツワブキ、斑入りアマドコロなどが茂っています。
時々植栽のバランスをチックします。
真ん中の低木は美容柳です、初花が咲きました。
ハナアブがさっそく飛んできました。
花粉や蜜を食べるようです。
雑草のつゆ草、交雑種ピンクのホタルブクロ、ヒオウギの葉、斑入りヤブラン、ブルーの露草が咲くのが楽しみです。
もみじの下草です、もみじはカミキリムシが入って半分枯れてしまいました。
いたるところにある扇の形をしたヒオウギの葉は庭にアクセントをつける役割があります。小花をまとめる役割をします。
櫨(ハゼ)の下草です。
斑入りアマドコロ、ユキノシタ、ツワブキ、ギボウシ。雪割草などが植栽してあります。
スイレン鉢をポイントに。
向かい角は、シラユキゲシの丸い葉、風知草とリボングラスミックスの細葉を植栽。
アプローチの門は、ブロンズフェンネルがタイムリーな場所に今年はこぼれ種で育ってくれました。
ハーブがお出迎えの面白い雑木の庭になりました。
水瓶には昨年株分けした絶滅危惧種「河骨」が育っています。
シダに見える植物は「こごみ」です。
この一帯は六弁下野、カキツバタ、斑入りカンゾウや野草のハナハマセンブリはこれからお花が咲きます。
脚立は梅の木についたカイガラムシを取るのに使っています。
石臼と石臼の間に小石などを加えるとつなぎになります。
フイリヤブランの一枚の葉と蕾がみえます。
ブルーグレーのシルバーグラスが近くにあります。
手入れを怠っていたらドクダミに占領されそうになりました。
ナチュラルなガーデンを作るには手作り作業が一番です。
竹で柵を作りました。
グラジオラスとラズベリー、いつの間にかこんな景色になってしまいました。
北側の裏庭の蕗の小径です。
日当たりが良くないので湿りがち苔が生えています。
続いて裏庭です。
夏は強い西日が射します。
西に向かって植物が育っています。
ガクアジサイ、半夏生、山野草の矢車草、オシダ、ブナ、ニシキギ、水木、京鹿子、山吹、カクトラノオ、クルマユリなど
浄化槽マンホール蓋は黒い瓦で囲っています。
ミズキとタラの芽、破れ傘、一人静、斑入りアマドコロなどが生えている山野の裏庭です、植物の影になって苔が生えやすい条件がそろっているようです。
通路を考え、石臼と石臼の飛び石の隙間に小石を敷き詰めました。
黒竹の間から見える大型ギボウシ寒河江、クジャクシダ、スズラン、ドクダミなど雑草も
うちガーデンでは時間をかけて作り込んだ本物志向のナチュラルな景観づくりをしてきました。
これからも試行錯誤を繰り返し、何か良いヒントがあったら取り入れながら進化していきたいと考えています。
皆様のガーデン作りのご参考になると嬉しいです。