「ポタジェ」のガーデンスタイル
花のお手入れ 2014年3月24日
こんにちは。
今日は全国的に暖かい春の日差しの一日になりそうですね。
新潟もぽかぽか陽気ですよ。
さて、今日は「ポタジェ」とはどんなガーデンでしょうか、というお話です。
「ポタジェ」の語源はポタージュに由来し、中世の修道院のお庭が原型とも言われています。
「ポタジェ」とはお花、野菜、ハーブなど、実用的な植物と装飾的な植物を混植したガーデンと表現した方が分かりやしいでしょうね。
人参の白い花、チコリの紫の花、アイスランドポピー
人参の白い花たち
チコリの紫の花(紫色になりませんでした)
アカンサスの花
ホックセージ
人参とアイスランドポピー
うちの庭の一角にあるボーダーガーデンは上段と下段の2段に仕切ってあります。
道路に面していることもあり、この道を犬を連れた散歩道に選んで下さっていらっしゃる皆さまに、今日一日をこころよく過ごしていただきたいと思い、毎年ちょっとずつ変化させつつ植栽プランニングを立てさせてもらっています。
毎年出てくる多年草のブルースカイセージ、ホックセージ、カラミンサ、アカンサス、タピアン、オダマキ、球根類のユリ、チューリップなどがすでに植えてあります。
そこにアイスランドポピー、種を蒔いたばかりのフレンチマリーゴールドのお花類。
キッチンガーデンから越冬したニンジン、チコリ、スイスチャードを移植し私流、お花・ハーブ・野菜の「ポタジェ」ガーデンを試みました。
6月のポタジェはニンジンの白いレースの花が咲き、チコリは紫の菊に似た花が咲き始め、さらにアイスランドポピーの花が加わり変化に富んだガーデンになりました。
夏は、葉の緑とタピアンの紫色の花、ガーデンの縁どりをしたピンクのイワダレ草のシンプルガーデン。
秋になるとようやく、葉が取り払われた後に出番を待っていたフレンチマリーゴールドの花が見事に咲き始めました。
何度も切り戻した、セージ類も倒れながらもブルーの花を咲かせ始めていました。
「ポタジェ」ガーデンで育てた植物はお花を楽しんだり、切り花にして花瓶に生けお部屋に飾ったり、収穫した新鮮な野菜、エディブルフラワー、ハーブ類は手作り料理にとても活躍します。
さあ春です。
今年のお庭、どんな庭にしたいとお考えですか?
ライフスタイルにあったお望みのお庭にしてみませんか?
お庭のこと、ご一緒に考えましょう!
今日もご訪問下さいまして、ほんとうにありがとうございました。