パーゴラや棚に向く強健な植物ムベ
2014年4月17日
皆さま今日は。
ちょっとご無沙汰してしまった間に、日ざしの強くなった地方もあるようですね。
今日は日ざしを遮る方法のお話、洋風ガーデンではパーゴラ、和風のお庭では棚でしょうか。
そこにからませるつる性植物のことです。
寒冷地の冬の寒さに耐え、湿度の高い猛暑にも耐えることのできる常緑つる性植物にムベがあります。
つるが15㍍にもなり棚仕立てにすると日陰を作りだし、強い日ざしを遮ってくれます。
うちの庭はムベの下がベランダとなっています。
ガーデニング作業や、お友達との楽しい語らいのティータイムをするお気に入りのスペースとなっています。
ムベは新潟ではあまり見かけないつる性植物でオープンガーデンの期間中、お客様は「これは何という植物ですか?」とよく質問を受けました。
ムベは春5月にクレマチスに似たアイボリーの雄花と雌花が咲きます。
人工授粉しなくても、小さな実がたくさん付きます。
風が吹くと実が落ち結果的に風が摘果してくれます。
未熟な青い実は葉の色と同じなので、じっくり探さないと目にとまりませんねぇ。
秋になり実が色付き始めるとようやく存在感がはっきりしてきます。
赤紫色の実はみのるほどに赤みをおび、甘さが増してきます。
ムベのジャムがあることを知り、種を包んでいるゼリー状の膜をつかってジャム作りに挑戦してみましたが、ほんの僅かしかできませんでした。
野趣あふれる実を生けて楽しむ、或いはムベの実を割って種ごと口に含んで種を吐き出すことなどが一般的なようです。
ムベは日陰を作りだしてくれる上に、花も実も楽しめる強健なつる性植物です。
洋風ガーデンではパーゴラにからませるのもいいかもしれませんよね。
では、みなさんガーデンライフ楽しみましょう!!!
今日もご訪問くださいまして、たいへんありがとうございました。